いよいよ北海道方面への修学旅行が近づいてきました！

北海道では、文化や歴史、自然体験活動などたくさんのことを学んできます。

より深い学びとするために、この度、公益財団法人アイヌ民族文化財団様より講師を派遣していただき、本校にてアイヌの文化や歴史についての事前学習を実施しました。

４月２０日（木）１３：１５～１５：０５

講師の藤戸裕子（ふじと　ひろこ）様にご来校いただきました。

まずは、アイヌ語の紹介から始まり、アイヌ語自体が世界から消えかかっていることを知りました。

次に、開拓の歴史について、開拓される側、開拓する側の両方の立場から考えました。

続いて、入れ墨の話では、アイヌの女性が少しずつ成長とともに入れていく特別なものであるにも関わらず、禁止され、差別の対象となっていった話を聞きました。

講話以外には、持参いただいた木綿衣を実際に着せていただいたり、楽器（ムックリ）の音色を聞かせていただいたり、貴重な鹿のアキレス腱やクジラの脳神経などに触れさせていただいたりしました。

最後には、みんなで輪になり、アイヌ語で歌いながら踊りました。

生徒らだけでなく参加したみんなが、アイヌについて新たな見方、考え方ができた貴重な機会でした。